「男の人にとって結婚って、やっぱり重いことなんでしょうか」と
問われると、正直「何も考えてなかったな」って答えになります。
人の人生を背負うなんて自覚はなかったし、またそれは思い上がり
だと思うし、自分だけの自由気侭な時間がなくなるのは当然で、結局
一緒に過ごして"心地よい"相手かどうかが決め手だったかなと。

独身でも、ステキな人の輪の中で人生を送っている方をたくさん知って
いるから、"結婚ありき"じゃない。強いて云えば、結婚は1:1の人間
関係を構築する究極の修行(笑)の場って"覚悟"は必要でしょうね。
二人に死が訪れてぇ♪
星になる日が来ぃてもぉ
あなたぁと離れはしないぃ(愛のメモリー/松崎しげる)
このこっ恥ずかしい歌が大好きで、「君に捧げる」と歌ってた友人に
×が2コもついてますからわからんもんです(笑)。
昨夜、帰宅途中、伏見稲荷の手前の路上で倒れていたおばぁさん
を病院にお連れしました。自宅から数百メートルの病院に向かう
途中に転んだようで、かなりの出血でしたが大事には至らず。
「おばぁちゃん、お家に連絡しましょうか。」
「私はもう一人なんで、誰もおらんのどすわ。
他人様にご迷惑おかけして申し訳ございません。」
「そんなことないです・・・・・・よ。」
「もう一人なんで・・・」に言葉がつまってしまいました。
いつか大切なものたちと別れるときが来ます・・・。
そのとき、涙が枯渇して眼球が溶けるんじゃないか・・・ってくらい
泣くのか、寂しさで死んでしまうのか、また次に会うのを楽しみに
生きてゆくのか、こればかりは判りません。現世でのおつきあい
が終わるたびに、自分の心を見つめる機会も増えました。
おばぁちゃん、こけんように手押し車買ぉてや。